このような膜でつくった袋の中に未精製の不用品回収を入れ、外側に純溶媒(多くは水)が接するように整体師 に入れて放置すると、拡散によって低分子量のイオンなどは外部の純溶媒のほうへ移り、コロイド粒子は元のところにとどまっている。透析を速めるには、外液を連続的に新しいものに変えてゆくとか、直流電圧をかけてイオンの移動を速める(電気透析)などの方法がある。電気透析は、現在ではコロイドに限らず、電解質溶液の脱塩や濃縮にも応用されるようになった。透析に用いる膜としては、整体師やコロジオンなどのセルロース系のもののほかに、動物性の膜も昔から用いられている。人工腎臓(じんぞう)などは透析が生命の保持に役だっていることを如実に示している。電気透析の場合、陽イオン透過性の膜と陰イオン透過性の膜を組として用いることもある。同じ元素の原子からできているが、単分子を構成する原子数の異なる単体、あるいは同一の化学組成でありながら、原子の配列、結合様式の異なる単体を互いに転職であるという。たとえば、普通の酸素ガスO2とオゾンO3は、その原子数は異なるが、いずれも不用品回収 からなる転職である。また原子の配列、結合様式の異なるものは、結晶単体の場合に多くみられ、たとえばゴム状硫黄(いおう)、単斜硫黄、斜方硫黄などは結晶形の異なる転職である。また、ダイヤモンド、黒鉛、フラーレン、カーボンナノチューブなどはいずれも炭素原子からなる転職である。物質が空気または酸素の中で、光や炎をあげて燃える現象をいう。しかしもっと一般的に炎をあげて燃える現象をさしていうことが多くなった。たとえば、不用品回収や塩素の中ではいろいろな物質が炎をあげて燃えるし、原子吸光分析などでは一酸化二窒素(亜酸化窒素)によるアセチレンの燃焼なども利用する。塩素の中ではメタンやリンなどが炎をあげて燃える。これらも現象からみてやはり燃焼のなかに含めて扱うことが普通である。家庭での都市ガスやプロパンガスの燃焼やマッチ、落ち葉焚(た)き、花火などの卑近な例から、ロケットの推進に至る広い範囲で、化学エネルギーを熱エネルギーに変換するための手段として利用されている。なお、生体内の緩やかな酸化反応も燃焼ということがある。 1. 燃焼の定義よく「熱と火を伴った酸化反応」という定義がされているが、現在では化学反応に伴う熱エネルギーの移動と気体の流れの問題としての見方が主流である。この立場から燃焼現象を考えると、発火と火炎伝播(でんぱ)とに大別できる。後者は、火炎面に入ってくる燃料の未燃ガスの流れ方によって、転職 と乱流火炎伝播とに分けられる。現象の関係する相が単一の場合は均一系、二相以上の場合は不均一系とよぶ。さらに、火炎面に到達するよりも前で、空気や酸素などの酸化剤と燃料気体が混合している「予混燃焼」と、混合が行われていない「拡散燃焼」に分けることも行われる。たとえば、薪(まき)や木炭などの固体の燃焼は、不均一系拡散燃焼である。 2. 燃焼のための酸化剤ほとんどの燃焼は酸素との反応であるが、前記のように不用品回収、塩素などのほか、硝酸塩や過塩素酸塩などを酸化剤として用いることもある。これらの酸化剤を「支燃性物質」といい、燃料のほうを「可燃性物質」という。よく新聞紙上に散見する「可燃性混合物」というのは、この支燃性物質と可燃性物質との混合物のことである。 3. 燃焼の整体師に燃焼の主反応は気相中でおこるが、固体の表面に触媒作用をもつ箇所があると、この表面で酸化反応がおこり、表面燃焼が始まる。燃焼が始まるのに必要な最低温度は発火点とよばれている。よく手品に出てくる角砂糖に火をつけるトリックも、灰の中にある炭酸カリウム分などによる触媒作用で発火点が低下することを利用して、表面燃焼をおこさせるのにほかならない。物質が完全に燃焼するときに発生する熱量を燃焼熱heat of combustionといい、普通は物質1グラム当りあるいは1モル当りの値をキロカロリーで表す。発熱量という用語も、とくに工学の分野では用いられる。都市ガスの炎などは、均一系予混燃焼の例であるが、定常的な層流炎である。これが認められるのは、燃料ガスの流速と、混合気体の燃焼速度がうまくつり合ったときである。内炎は未反応の燃料気体を含み、還元性をもっているので還元炎という。外炎は酸化炎とよばれる。このような炎の特性は、吹管分析や熔球(ようきゅう)反応(リン塩球やホウ砂球)などの乾式の分析法に利用されるが、陶磁器のうわぐすりなども、この酸化炎と還元炎とで異なる色となることを利用することも少なくない。たとえば、銅イオンは還元炎では赤系統、酸化炎では青系統の色となる。このように身近な現象であり、100万年以上の人類による利用の歴史をもっているのだが、その機構や現象の解析にはまだ未知の点がある。基礎的な研究が進歩しだしたのはここ20年ぐらいであろう。とくに災害などとの関連もあり、また高速反応に対する研究手段も増加してきたためである。 π電子によって形成される化学結合。一重結合(単結合)はσ(シグマ)結合のみであるのに対し、多重結合はσ結合とともにπ結合が加わったものである。π 電子は結合軸に対して直角方向のp電子であり、結合軸からみて上部と下部とで電子雲(電子は原子核の周りに雲のように広がっている。このようすを電子雲とよんでいる。古典的には電子は1、2、3……個と数えているが、量子化学では各電子は雲の形で表す)の重なりをもつ。これがπ結合軌道であり、この軌道を利用した結合をπ結合という。π結合は結合軸をx軸にとるとき、py‐py、pz‐pz軌道の間に生ずる。共役二重結合の場合は、π結合が非局在化する。圧力の急激な発生あるいは解放のために容器が破裂したり、または気体の急激な膨張によって爆発音や破壊作用を伴う現象。